一月堂日記

いよいよゴールデンウィークが始まりましたね。



閉めっぱなしの一月堂の玄関先でモッコウバラが満開になりました。



新型コロナ流行の影響による緊急事態宣言中の連休とあって過ごし方には頭を悩ませますね。

みなさまどんなゴールデンウィークを過ごされているのでしょうか…



ネコたちはいつでもステイホームでえらいですね。
でもちょっと密です。



まぁ一月堂店主も普段からおうち時間が大好きな人なので、苦痛は感じていないようです。

手作り関連のイベントも無くなってしまったし、これを機会に久々に織物にハマっているようです。

こちらはヤノフ織りのネコたち。
ポーランドのヤノフ村の織物です。
工房さつきさんところで教えてもらってます。



店番は心置きなく読書三昧。

新型コロナウイルスの影響で何故かどこの本屋でも売り切れだったカミュの『ペスト』
Amazonですら一時的に在庫なし…

そうなると読みたくてたまらなくなるのが活字中毒者…

無いー！無い―！と嘆いていたら工房さつきさんが貸してくれました

半世紀以上昔に書かれた作品なのに、なんだ…この新型コロナによる混乱を予言したような小説は…！と驚くばかりです。




同じく感染症によるパンデミックを扱った小説として、ノーベル文学賞を受賞したポルトガルの作家ジョゼ・サラマーゴの『白の闇』も凄かったです。
理性や社会秩序が崩壊していく世界…としてはこちらもなかなかのエグさでした。



本読んでハギレ整理して散歩してネコと戯れて…

これがコロナの影響でなかったなら最高の生活なんですけどね。


みなさまもどうぞお気をつけてお過ごしください