2015年09月13日

荒俣宏先生講演会

今日はめずらしく朝早くから起きてそわそわしていた店番。


紀南文化会館で行われた荒俣宏先生の講演会に行ってきましたicon12

世界遺産熊野本宮館の名誉館長でもある荒俣先生による和歌山県田辺市の広域合併10周年記念事業
『未来に伝えたい熊野の魅力』
http://www.city.tanabe.lg.jp/hongukan/


高校生の頃にむさぼるように読みましたよ「帝都物語」を!
ジョージ・マクドナルドやW・H・ホジスン、ロード・ダンセイニ、H・P・ラヴクラフトなど荒俣先生の翻訳する幻想小説のファンでもあります。

人が集まる場所が苦手な店番ですが、ちょうど先日放送していた「水木しげる93歳の探検記」でも水木先生と一緒に楽しそうに出雲を旅行されている荒俣先生を見ているとたまらなくなって出掛けて行きました。
実は中学生の頃にも紀南文化会館で荒俣先生のお話を聞いたことがあります。
十何年ぶりに生の荒俣先生に超感動ですicon06

想像していた以上に熊野が大好きなそうで、先生が楽しげに語る和歌山の魅力に1時間余りの時間はあっという間に過ぎてしまいました。
外側から語られる事によって和歌山の本当の魅力に気付けたような気がします。
ぜひ途中で時間切れとなった続きもまた語っていただきたいです。


講演会の後、ロビーで書籍販売とサイン会があったので、そこで購入した本「喰らう読書術」にサインしていただきました。

「喰らう読書術 一番おもしろい本の読み方」
 荒俣宏 ワニブックスPLUS新書


緊張しすぎて何をしゃべったのか覚えていませんが、「先生の翻訳される幻想小説も好きなんです!」というようなことを言ったら、私が持参してきたダンセイニ卿の「ペガーナの神々」にもサインをしてくださいました。

「ペガーナの神々」 ハヤカワ文庫
 ロード・ダンセイニ 荒俣宏・訳



これはもう家宝にします!
秋の夜長の寝物語にぴったりな幻想的な創作神話の世界です。

それから、今日の講演の中で、以前本に書かれたという柑橘類とユートピアの関係についての面白いお話があったので、サイン会の際に「ミカンについて書かれたその本は今も入手できますか?」とお伺いしたところ、「う~ん、もうだいぶ前の本だからねぇ」とのことでした。


家に帰ってからずっとその本についてネットで探していたのですが、どうにもそれらしき本について辿りつけませんでした。
店主に「~~ということだったんだけど」とちらっとこぼしたところ、「この本じゃない?」と本棚から一冊の本を貸してくれました。

「花空庭園」 荒俣宏 平凡社
植物画の歴史や文学に現れた花々について、古今東西のボタニカル・アートの粋をあつめた豪華な博物図譜です。
「秘密のミカン」というページに同じテーマを見つけることができました。

「正視できぬキノコ」というページには南方熊楠の話も出てきます。
これも面白そうな一冊ですね!


以上、久々の店番のお出かけ日記でした。
いや~今日は本当に脳みそが震えるほど興奮した一日でした。
  


Posted by 一月堂 at 20:59Comments(0)その他