2013年10月15日

ステンドグラスと読書の秋

前回ご紹介したかったのはステンドグラス。


新作が届きました。
光に透かすとうっとりです・・・icon06


ペン立てとティッシュカバーのちょっと贅沢な小物たちです。


スタンドライトの新作もあります。
ちょうどステンドグラスが表紙の本があったので置いてみました。


岡田夏彦の「万華鏡のように」北宋社

エミール・ガレやティファニー、ルネ・ラリックなどのガラス・陶器作品を植物だけでなく海の生き物などの変わったモチーフについてとり上げたエッセイ集です。
パリのベル・エポック時代、アール・ヌーボーやアール・デコなどについてとても分かりやすく書かれています。


お店入ってすぐの本棚の上は私(店番)担当のコーナーで、気まぐれで本が変わります。
本は販売もしています。
スタンドライトを置いたらこのまま自分の書斎にでもしたいようなコーナーになりましたicon12

ちなみに上の本の作者岡田夏彦は編集者で、フランス文学者の澁澤龍彦とも交友関係があったらしく、紀州田辺を訪れた際に拾った巻貝を東京に持ち帰り、澁澤にあげたらとても喜んだという記述がありました。

澁澤の書斎に置かれている巻貝のひとつに田辺の浜辺で拾われたものがあるのかもしれません。

おもわず澁澤龍彦の本を引っ張り出して書斎の写真を探してしまいました。

暑い暑いと言っていてもますます夜は長くなり、本を読む時間も長くなってきました。
いよいよ読書の秋かも知れません。  


Posted by 一月堂 at 22:52Comments(0)お店