2013年10月21日

海南にて

今日は11月17日に参加予定の海南「サンデークラフト」の会場となる温山荘の下見に行ってきました。

琴の浦 温山荘園
http://www.onzanso.or.jp/


主催されている「町屋ごもん」さんによると、広い空間で作り手とお客さまがじっくり話し合ってお気に入りを見つけてもらう、そんなイベントにしたいそうです。


桜や松の立派な木が並ぶ、開放的な空間です。

同日に食べ物や雑貨の並ぶ「サンデーマーケット」も隣のスペースで開催されるそうで、楽しみなイベントですicon12


すぐ後ろは小さな入り江になっています。
海水を引き入れた日本庭園は、国の名勝にも指定されているそうで、入園もできます(有料)。

その後、町屋ごもんさんの案内で「漆器の島安」さんへ。
http://www.uruwashi-urushi.com/

田辺ではあまり目にすることのないモダンな漆器を、11/1・2日の「ララ♪ロマン」でご紹介したいと思います。




和歌山まで行ったら当然、古書店をのぞきます。
今回のひとめぼれ本はシュニッツラーの「夢奇譚」
表紙はクリムトの素描・・・でしょうか?
フロイト博士に「わが精神のドッペルゲンガー」と言わしめた世紀末ウィーンの作家の問題作だそうな。
めっちゃおもしろそう!

右の「猫に関する恐怖小説」は、表紙の黒猫がなっちゃんに似てる~♪とジャケ買いしたもので、まぁタイトル通り猫が出てくるホラーアンソロジーなんですが・・・これが個人的にすごい掘り出し物でした。

ブラム・ストーカーやル・ファニュ、ブラックウッド、サキ、ラヴクラフト、オーガスト・ダーレス・・・

メンバーが私の好みどんぴしゃで。しかも猫だらけ!
私のために編集された本なのかと勘違いしてしまいそうです。

どちらも100円コーナーの本なのですよ・・・信じられない・・・(興奮しすぎ)  


Posted by 一月堂 at 21:45Comments(2)その他

2013年09月04日

本日の戦利品

今日はお休みだったので、和歌山市まで資材の買出しに行きました。

昼からすごい雨だったのでたくさんは回れなかったのですが・・・


大漁でした!(資材?)

右から
挿絵が素敵な小川未明「赤いろうそくと人魚」(復刻)、
きのこのムック本、
70年代スタイルブック、
消しゴムはんこの本・・・


右端の「児童文学体系6」はもちろん吉屋信子が入ってます。
ほとんどが「花物語」からの収録作品です。
その他は翻訳小説多めで。

一番興奮したのは100円~500円で叩き売りされてた世界文学全集のジェイン・オースティン作品。
私はこの作家が大好きで、いろんな時代の違う人による翻訳を集めています。
「高慢と偏見」は各出版社バージョン揃えていたつもりでしたが、全集ものにも含まれていたとは・・・ノーチェックでした。
文学?・・・なのかなぁ?


箱の中は赤の布張りに金の箔押し・・・ああなんて素敵な装丁!


全集って資料や解説も充実してるので嬉しいなぁ。
ついでに最新訳のちくま文庫版「エマ」も買いました。

掘り出し物の古本を見つけること、私にとってこれにまさる幸せはありませんicon06

久々にブックオフでカゴいっぱい買い物しました。


あ、ちゃんと資材も買いましたよ(笑)

ビーズはやっぱり実物を見ないとよく分からないので、クラフトパークに行きました。
パーツはネットで底値が分かっているので、高くてあまり手がでませんでした。
「月花」さんはラミネート加工の布とラミネートシートを買っていました。
下駄の爪革を作るそうですよ。

このまま台風が来たら明日店休みにして買った本読もうと思いましたが、そうは問屋が卸さないようです・・・
一月堂は通常通り明日から営業です。  


Posted by 一月堂 at 21:23Comments(0)その他